東京のレゴファンの「R」さんにLEGO互換製品のレビュー記事を書いていただきましたので掲載します。

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はじめまして、R と申します。

今回は、レゴブロックと互換性を持つテープ(いわゆる社外品)、三種についてレビューしたいと思います。


これら三種の共通の特徴は、レゴブロックの規格に合わせた出っ張りを持つラバーに、粘着⼒が強めの両⾯テープのようなものが接着されているという点です。

洗えば貼り直しが利くのをウリにしている点も共通しています。
(画像はNimuno Loops)


まず、Nimuno Loops です。 今回は⾚⾊を使いました。
縦横1ポッチずつ格⼦状のキリトリセンが刻まれています。

もっとも、どの商品においてもこのキリトリセンがないと切断しにくいというわけではなく、あくまでまっすぐ切りたい時の補助線という程度の認識で良さそうです。

テープの厚みはレゴブロックにおけるプレートのそれに近く、雰囲気としては⼀番本家っぽい感じです。

この商品だけ説明書(英語)が⼊っていました。

1 本の⻑さはおよそ100cm で、1 パッケージに2 本⼊りでした。


次に、Sticky Brick Tape です。 今回は⻘⾊を使いました。

キリトリセンは8 ポッチごとに刻まれています。

ゴムのテカリ具合が強めで、今回の三つの中だと⼀番チープな質感です。

ひとつのパッケージあたりに約100cm のテープが1 本⼊っていました。


最後に、Bumpy です。今回は⻩⾊を使いました。今回の三つの中で最も薄いテープです。

ポッチの⼀つ⼀つに星が刻印されており、可愛いですね。

切り込みは2 ポッチ平⽅ごとに⼊っています。

加えて、パッケージが唯⼀⽇本語対応していました。(そう⼤したことは書かれていませんでしたが。)

およそ25cm のテープが4 本セットで1 パッケージでした。


ここで、レゴ純正のプレートを接続。


すると、Sticky にのみ明らかな問題が現れました。

このテープだけポッチ(スタッド)が少し深すぎるため、取り付けたプレートがやや浮いてしまいます。

接地⾯が減るので、単純に接続も弱くなってしまいそうですが…?

しかしプレートではなくブロックを接続するなら、ポッチが深いことは耐久性の⾯から⾔ってむしろ利点になる気もします。


そこで、2×4 ブロック13 個を、壁に貼り付けたテープに接続し、耐久性が最も⾼そうなテープはどれなのか試してみることにしました。

ブロックが⼀つで2.32 グラムなので、合計およそ30 グラムの重さになります。

その結果、Nimuno は20 分程度、Bumpy は30 分程度でブロックが外れてしまいました。
普通はこんな使い⽅はしないと思うので、当然と⾔えば当然ですが…


ところが、Sticky は110 分ほど耐久し、最終的にテープとブロックが接続されたまま共に外れて⾏きました。
試してみるものですね。

…とはいえこのままだと⽂字どおり「落とすための試験」でしかなくなってしまうので、壁にちょっとした作品を飾ることを想定して⽐べ直してみました。

2×4 ブロックを4 個、側⾯にもポッチがついた1×1 ブロックを8 個、そしてミニフィギュア⼀体をテープに接続し、⼀⽇様⼦を⾒てみました。

およそ15 グラムの重さです。


これには、三種類とも耐えてくれました。
そう重いものでなければ、どの商品でも問題はなさそうです。

そもそも、重量のあるものを接続するのであれば使うテープの量を増やせば良いのではないかと気付き、2×6 のテープを⼆枚使って壁に固定してみた某ゲーム⾵の作品がこちら。


(乗るところを間違えていますが)

それぞれのオススメポイントを挙げるとすれば、

補助線が多めに欲しければNimuno
少しでもブロックと頑丈に接続したければSticky
ちょっとした可愛さを求めるならBumpy

というところでしょうか。

個⼈的な⾒解ですが、総合的に判断して
雰囲気が本家のレゴブロックに⼀番近いのはNimuno ではないかと思います。

今回は壁に貼って遊んでみましたが、⼯夫次第で思わぬ使い⽅が⾒つかるかもしれませんね。